いすずTSD40改/川崎航空機工業(1968.1製造) 浄土ヶ浜号


  東日本大震災により、宮古市の浄土ヶ浜も大きな被害を受けましたが、復興作業により園地内の回遊道路が復旧し、いすずTSD40改による無料周遊バスの運行が開始されました。高頻度な運行は利用者には勿論、撮影する側にとっても非常に有り難いものです。一周数キロの短い距離ですが、狭い急坂が多い為、バスはローギアでゆっくりと進んで行きます。また、鬱蒼とした木々で覆われた急カーブが連続するので、片道5分足らずの距離を乗っても撮っても充分楽しめます。2011年は週末を中心に、7月16日から10月30日までのロングラン運行(詳細は宮古市のホームページでご確認下さい)となっています。





海岸は砂利で覆われているが、風光明媚な風景は変わらない。


右奥は昨年開業したばかりのレストハウスだが、津波の被害を受けた為、現在は営業休止中。




僧侶がバスの乗客を見送ってくれた。


整備中の道路を遠慮がちに走る。



間も無く、車道や歩道の再整備が完了する。








オリジナルの内装は、40数年の歴史を刻んでいる。



右手には穏やかな海が広がっている。




うっそうとした木立ちの中をゆっくりと進む。











ウィンチを載せた延長バンパーが頼もしい。






コースの傍からは、津波の被害を受けた市内が見渡せる。

2011.7.30撮影

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