ついに関東自動車が、ICカード対応へ


  私は中学1年生から通学で関東自動車を毎日利用していた。その当時から前乗り前降りは定着していたが、
中ドアや後部ドアは全くのしめきりではなく、整理券が不要な始発時から整理券の1番が出る直前までの停留所
では、必要に応じて中ドアや後部ドアが乗車の為に使用された。

  それから数十年が経過し、ICカードが登場して徐々に利用範囲が広がって来ると、いつまでたってもICカードが
使えず、前乗り前降りを続けている栃木県の路線バスに不満を感じる様になってきた。もっとドアーを有効に活用
せんか!と。

  通学や通勤で何十年もお世話になっている関東自動車だが、その間に様々な事業変革があり、
間も無くICカードが使用可能になる事がわかった。

  大量のバスを抱える関東自動車なので、その準備には多大な時間と手間を要する事は容易に想像が出来、
準備期間中は画像の様に前面にエプロンを装着して、乗車箇所を丁寧に案内している。理由はこれまで中ドアや
後部ドアから乗車した場合、整理券が取れなかった事である。(前乗りはICカード非対応のままの車両、
後乗りはICカード対応準備済みの車両と思われる)
                                 


1962年に導入された日産4R92/富士。その当時、路線バスには必ず車掌が乗務し、当然中乗り中降りだった。


東北新幹線開業前の宇都宮駅西口。バスは西側を向いて乗客を待っていた。中ドアや後部ドアが開け放たれているのがわかる。


これ以降は、2021年初頭限定の風景です。




















































































































          
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