茨城交通 湊線 → 2008年に分社化され、ひたちなか海浜鉄道に社名変更


キハ111 廃車後、阿字ヶ浦駅で更衣室として使用され、最後は映画「鉄道員」の撮影セットになった。




上3枚 キハ112 惜しまれつつ引退したが、大宮の鉄道博物館に譲渡され、動態保存中。



上2枚 2009.7.26、旧型気動車がまた1両引退した。



上2枚 キハ205は、旧国鉄時代に四国で活躍していた、キハ20 522。



上2枚 キハ2005は旧国鉄急行色に塗り替えられ、2010年元旦より運行開始。


キハ112+キハ205 旧国鉄の一般型気動車色同士が手を組む姿は見納めとなった。


キハ222  スカ色となり、イベントで活躍中。


2005.9より登場した、旧国鉄準急色。キハ2004に施工。









2006年〜2009年のGW等に、カラフルな旧型3連運行を行った。



  上2枚 2009年6月、廃止となった三木鉄道から購入したミキ300-103が、兵庫から茨城までトレーラーで陸送され、那珂湊駅に搬入された。整備の上、このままの姿で運行される予定である。尚、代替廃車は、運転席に旋回窓を持っている旧羽幌炭鉱鉄道からの譲渡車、キハ223である。

鉄道愛好家に引き取られる事になり、オリジナルの羽幌炭鉱鉄道色となった、キハ223。

国鉄→鹿島臨海鉄道→茨城交通→廃車となったキハ20 429は、タラコ色に塗り替えられて保存される模様。

全国各地から寄せ集めた旧型気動車を大切に管理・運用しているのが茨城交通です。旧国鉄の無煙化を促進した代表格である10系気動車を動態保存(国内唯一)したり、JRでは既に廃形式となったキハ22と瓜二つの気動車を第一線で活躍させています。毎年の様にイベントが実施され、国鉄色のキハ同士を連結したり、サイドロッド式のディーゼル機関車が気動車を引いたりと、ファンの心を擽る嗜好の列車が登場しています。

ここでは、国鉄色のキハ112(鉄道博物館入り)とキハ205の活躍を中心にご紹介します。

          代表格は、稼動車では国内唯一のキハ11型と、水島臨海鉄道からの譲渡車キハ20型である。
          両車とも国鉄色を纏い、イベントでは2両編成で運行される事もある。


阿字ヶ浦駅を発車する2連。


キハ112が単行でのんびりと走る。


かつて真岡線で活躍していた頃を彷彿させるシーンである。


良い雰囲気の中湊駅を発車する。


緩やかな勾配の築堤をゆっくりと登る。


うっそうと茂る深緑の林を抜けて来る。


キハ112の車内。


キハ112のバス窓。


イベントではケキ102に牽引された事もある。ノスタルジックな光景である。



東日本では唯一の原形キハ20型の稼動車キハ205は、かつてはJR四国に在籍していたが、水島臨海鉄道を経て茨城交通へやって来た。




キハ20とキハ11が手を組むと、車体の大きさの差が歴然とわかる。


外観からは分からないが、水島時代に冷房化改造されている。


この塗り分けは、郷愁を誘う。


緩やかな下り坂を、軽やかに駆け抜ける。


休車状態のキハ112。その後、鉄道博物館入りした。


動かないキハ112の横をすり抜けるキハ205。


来たばかりの頃は、茨城交通色だったキハ205。


那珂湊駅には車両基地があり、木造の研修庫も健在である。


旧羽幌炭鉱鉄道からの譲渡車、キハ222。旋回窓も健在。


旧留萌鉄道からの譲渡車、キハ2004。


キハ112の引退後、イベント用としてスカ色に塗り替えられたキハ222。


旧羽幌炭鉱色に戻され、短期間活躍したキハ221。


スカ色+準急色。


矩形の車体にそれぞれの塗色がマッチしている。


那珂湊駅を発車したキハ2004。


阿字ヶ浦駅に到着した3連。


砂埃を巻き上げての走行。


自社発注の新型車両は、キハ3710型が2両、キハ37100型が1両在籍。


新型3両の内2両は、一般公募による新デザインに間も無く塗り替えられる。


那珂湊駅のはずれに留置してあった廃車体。(解体済)

同じく、国内初のステンレス気動車の廃車体。(現存)


戻る