ランクル BD-1型 ポンプ消防車


  ランクルは大き過ぎないボディサイズと高い悪路走破性能を買われ、古くからポンプ消防車として全国に配備されています。40〜60系は殆ど姿を消してしまいましたが、70系はまだまだ全国各地でその凛々しい姿を見かける事が出来ます。そのポンプ消防車はBD-1型と呼ばれ、70系の国内販売が終了してしまった為に新規導入は無くなり、今後その数を徐々に減らし続けて行くと思われます。そんな中、大型連休初日の2006年4月29日、栃木県壬生町において消防交通フェアーが行われ、壬生町周辺から分団の消防車が集結し、その中にランクル70系のBD-1型2台が含まれていました。国内販売された70系の中で最も長いホイールベースとリアオーバーハングを持つ特別仕様のクルマです。消防車自体、中々お目にかかれない車両ですが、今日は青空の下でその美しい姿をゆっくりと観察する事が出来ましたので、ここにご紹介します。




2台のランクル70系が続く





上4枚 2007.4.29は前後からサファリを挟む形で、大きな円弧を描いて待機




上2枚 2007年3月、偶然発見した後期型ロクマルベースのBD-1


新車同様の初代マーチ消防指揮車



壬生町には少なくとも2台のBD−1が配備されている。左は第一分団、右は第三分団のクルマだ。

オーバーフェンダーの無い標準幅と長いホイールベースが、全長を益々長く見せる。

バンパーやその周辺もボディー色に塗装されており、延長プレームの上にもステップが有る。後姿からはナナマルとは判らない。

サイドステップは市販車よりも幅が広く、形状も異なる。後部ドアには標準サイズのプレスラインが残る。

きちんとコンパクトに収納された消防装備。

2台のBD-1の登録番号は連番であった。

競技を見守るサファリポンプ消防車。

圧倒的に多かった60系サファリ。







旧型サファリも1台確認出来た。









今やキャブオーバー型が主流になりつつある。


初代マーチも健在。
TV・CM 「マッチのマーチはあなたの町にマッチする」を思い出す。

画像は一部を除き、2006.4.29撮影

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